令和7年度住まいづくり情報ガイドブック
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118  第10章 茨城県からのお知らせ省エネルギー住宅の4つのメリット○ 省エネルギー対策の重要性について○ 省エネルギー住宅とは○ 省エネルギー住宅で快適な暮らしを出典:経済産業省「省エネポータルサイト」住宅の断熱性,日射遮蔽性,気密性を高めることで室内外の空気の出入りを少なくする① 快適さ   真冬や真夏でも少ない暖冷房エネルギーで過ごしやすい。② 経済的   光熱水費が節約できる。③ 健康的   結露によるカビやダニの発生を抑制できる。   ヒートショックのストレスが少ない。④ 耐久性   結露による木材などの腐朽や建材の劣化が抑制される。  近年、短時間豪雨の観測回数増加や記録的な猛暑などの極端な気象現象が観測されており、気候変動の影響と考えられています。  地球温暖化対策の取組みを進めるためには、私たち一人ひとりがエネルギーを効率的に使い、ライフスタイルを環境に配慮したものへ見直すことが重要です。  日本の家庭の年間エネルギー消費の約30%を暖冷房が占めています。家庭での省エネルギーの取組みにおいて、暖冷房のエネルギー消費を抑えることは、とても効果的です。  省エネルギー住宅とは、この暖冷房のエネルギーを抑えることのできる住宅です。  冬は室内の温かい空気が逃げない「断熱性」、夏は室外からの熱が室内に侵入しない「日射遮蔽性」、隙間を減らし、室内外での空気の移動を少なくする「気密性」を高めることで、少ない暖冷房エネルギーで快適に過ごすことができます。  省エネルギー住宅は、エネルギーの消費を抑えるだけではありません。  室内の温度が一定に保たれ、「冬は暖かく、夏は涼しい」快適な生活を送ることができます。例えば、冬のヒートショックの危険性の低減や、結露の防止にも繋がります。  また、エネルギーの消費量が減ることで光熱費の節約に繋がります。  詳しくは経済産業省ホームページ Κをご覧ください。住宅に出入りする熱◦多くは窓などの開口部から逃げ、侵入します◦暖房使用時に外に熱が逃げる割合の例 開口部58%、外壁15%、その他27%◦冷房使用時に外から熱が入る割合の例 開口部73%、屋根11%、その他16%6)省エネルギー住宅の重要性について第10章茨城県からのお知らせ 1-11-21-31-42-12-22-32-42-52-62-73-13-23-34-14-24-35-15-25-35-45-55-65-75-86-16-27-18-19-19-29-310  

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